2009年07月10日
Mg7のO/H 2009年初夏
若干汽水域っぽい八郎潟なので洗浄をお願いしたかったのもありますが、それ以前にハンドルを回した時に少々コロコロした違和感を感じていたのでO/Hに出した次第です。

修理報告書を見ると回転異音発生の為にピニオンギヤを受けるSARBベアリングの交換を行ったとのこと。
また、ピニオンギヤとメインギヤに消耗が見られるので多少ゴロ感が残っているが部品代が高額になるので使用上問題は無いレベルと判断し交換は見送ったとのこと。
・部品番号59
SARB(Φ8×Φ12×3.5) 1,200円(税抜き)今回交換
・部品番号130
メインギヤ 2,000円(税抜き)消耗している
・部品番号133
ピニオンギヤ 1,500円(税抜き)消耗している
で、どれどれとハンドルを回してみると以前より大分コロコロした違和感は減ってますね。
気にしなきゃ解らないレベルなんで合格です

実はこのMg7はこの春にピッチングによる接近戦20ポンドラインゴリ巻きの釣りに使用していました。
170gの超軽量マグネシウムボディには荷が重すぎたのでしょうか?
修理報告書の内容を見るとフッキング~ランディングまでのゴリ巻きで最も負荷の掛る部分に不具合が集中しています。
私が今迄この使い方をしてきたリールが他に以下の2台あります。
・旧メタニウムMg
・TDジリオン100SH
旧メタニウムMg、TDジリオン共にほぼ1シーズンフルに接近戦20ポンドゴリ巻きに使いましたがハンドルを回した時の違和感は出ていません。
とは言っても旧メタニウムMgの場合はフッキングもしくはゴリ巻き中にドラグが滑っちゃってましたから、そこで上手く負荷が逃げてくれたのかもしれませんね。
ま、そういう理由からドラグ耐力の強いMg7を購入したのですが...。
尚、TDジリオンは現在25ポンドラインを使ってみてますが、今のところ異常はないです。
235gと今時のリールにしてはちょっと重めだけどメタルボディはやはり剛性が高いっていうことでしょうかね~。
でも7フィートXHアクションのロッドにコンボして1日中振り続けるのは結構シンドイです...。
ということでMg7が帰ってきましたがO/Hの結果から今後どう使っていこうかと迷いが生じてきました。
今シーズンはとりあえず20ポンド巻いて使ってみようかな。。。
よし!!ギヤがイカレるまで試してみよう

(でも琵琶湖のプロガイドの方たちも20ポンドライン1ozヘビテキにMg7を使っているのって見たこと無いんだよな~。)

シマノ(SHIMANO) メタニウムMg7
20ポンドのヘビーラインでの使用感を。。。
・フロロカーボン20ポンドラインを巻くと75mでは巻きすぎ、50mでは若干不足。
・TDジリオンと比較するとピッチングの伸び感は1枚上手。
・Φ34スプールなのでΦ36のTDジリオンよりラインの巻癖は強めになる。
・リール全体の剛性感は旧メタニウムMgと同程度で不足は感じない。但しTDジリオンには敵わない。
・ハンドルはR=42mmなのでもうちょっと長いほうが良いかも(TDジリオン:45mm)。
(尚、旧メタニウムMgは35mm、しかもベアリング無し。アンタレス用R=40mmと交換しないと話にならない。)
・超軽量、そしてパーミング時のコンパクト感はTD-Z系のさらに上を行く。
ヘビーロッドとのコンボ時の操作性は体力的負荷を大幅に軽くしてくれます。
Mg7とTDジリオンどちらも一長一短なんです...。

シマノ(SHIMANO) 05’メタニウム XT
琵琶湖プロガイドでは実績No.1?。
でも最近はABUのRevoシリーズに押され気味。。。
230gだったらTDジリオンと同じ重量ですね。でも遠心ブレーキだからピッチングは良さそう

でも最大ドラグ力がちょっと足りないかも?

シマノ(SHIMANO) スコーピオンXT 1500-7
重量210g

TDジリオンと比較して約-20g。
良い線いってますね。
でもMg7等07スコーピオンに対しスプール径は同じΦ34で幅のみ25mmに増えてラインキャパも増やしてます。
その分、パーミング性も若干劣るかも...。
(SVS保持側の構造が違うので実際触ってみないと判りませんが。)

アブガルシア(Abu Garcia) アンバサダー Revo(レボ)アカツキ
今江プロのシグネチャーモデル。
スプール径がΦ35ってところが気を引きます。
しかも最大ドラグ力5kg。これなら滑ることはないでしょう。
スプール脱着、遠心ブレーキ調整とかは現場で工具無しで出来るのでしょうか?
これが出来るのならちょっと良いかも
