みちびき

Jabiru396_Dengeki

2010年02月09日 22:48

 近年、カーナビやGPS機能を搭載した携帯電話の普及により、衛星を使った測位サービスはなくてはならない存在になりました。しかしながら、日本の都市部は高い建物が多いため、GPS衛星の可視条件が悪く、測位精度の劣化が度々おこります。準天頂衛星の大きな特徴は、日本の天頂付近で長い時間見えることです。これにより準天頂衛星と既存のGPSを組み合わせることで、ビルや山などの障害物の影響を少なくし、高精度の測位サービスを提供することが可能となります。
 なお、準天頂衛星システムは、文部科学省、総務省、経済産業省、国土交通省の連携のもと、関係研究機関である(独)情報通信研究機構、(独)産業技術総合研究所、国土交通省国土地理院、(独)電子航法研究所との協力によりJAXAが中心となって開発を進めております。


<準天頂衛星システムでできること>

(1)GPSの苦手を克服
 準天頂衛星は、現在運用中のGPS信号や、米国が開発を進めている新型のGPS信号とほぼ同一の測位信号を送信します。GPS利用者は準天頂衛星からの信号を受けることで、GPSを利用できない時間・場所でも、正しい位置情報や時間を知ることができます。これにより測位サービスの利便性を向上させることができます。 (GPS補完)
(2)GPSを更にパワーアップ
 準天頂衛星は、GPSの精度を向上させる精密な補正信号を送信します。GPS利用者は準天頂衛星からの信号を受けることで、より正確な位置情報を知ることができます。これにより日本全国どこでも高精度な測位が実現できることが期待されています。(GPS補強)


今年打ち上げ予定だそうな。。。

MSASでDGPS化されたものがさらに精度アップするのかな?


GARMIN(ガーミン) GPSMAP 60CSx 日本語版

街中で使うことの多いこの手のハンディGPSではきっと効果絶大なんでしょうね。


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